香川の屋島寺の麓は、源平合戦で有名な壇ノ浦です。
唐から来た、揚州龍興寺の鑑真和上が、屋島から昇る太陽を見て感動し、伽藍を建てて開基したとされています。
弘法大師が嵯峨天皇の勅願で屋島寺を訪れた際に、伽藍を現在の場所に移し、十一面千手観音像を刻んで本尊としました。
本堂は鎌倉時代に建てられた歴史あるもので、本尊と共に国の重要文化財に指定されています。
宝物館には源平合戦にまつわる物や、徳川家康の太刀など、歴史的価値の高いお宝が展示されています。
ケーブルカーが屋島の麓から山頂まで運行していましたが、ドライブウェイの開通や利用者の減少により2005年に廃止。
以前、有料だったドライブウェイは無料になりましたが、代わりに山頂の駐車場は有料(普通車300円・バイク200円・バス1200円)に変更されました。
すぐ近くに、水族館や高松市内と瀬戸内海が一望出来る展望台があります。
屋島寺の情報
名称 | 第84番札所 南面山 千光院 屋島寺 |
宗派 | 真言宗御室派 |
本尊 | 十一面千手観音菩薩 |
住所 | 〒761-0111 香川県高松市屋島東町1808 |
電話 | 087-841-9418 |
駐車場 | あり(有料) |
宿坊 | なし |
公式HP | なし |
地図
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