善通寺と曼荼羅寺の周辺に、札所の候補地を探していた弘法大師が、仏の教えを人々に伝えていた老人に出会いました。
老人は弘法大師に、この地に堂塔と寺を建てる事を進言し、大師は毘沙門天の石像を彫り山の岩窟に安置したのが、香川県の甲山寺のはじまりと伝えられています。
後に、弘法大師が日本最大のため池である満濃池を改修した際に、薬師如来像を作り工事の安全を祈願。
工事は弘法大師を慕う人々が3万人も駆けつけ、たった3ヶ月で完成し、その報酬で寺を建て薬師如来像を本尊として祀りました。
毘沙門天の石像は、今でも大師堂の隣の岩窟に安置されています。
甲山寺の情報
名称 | 第74番札所 医王山 多宝院 甲山寺 |
宗派 | 真言宗善通寺派 |
本尊 | 薬師如来 |
住所 | 〒765-0071 香川県善通寺市弘田町1765-1 |
電話 | 0877-63-0074 |
駐車場 | あり(無料) |
宿坊 | なし |
公式HP | なし |
地図
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