毎年の様に氾濫する川に、苦しめられる村人達を見た弘法大師が、堤防を築いた時に、延命地蔵を彫って創寺したとされる愛媛県の泰山寺。
後に淳和天皇の勅願所になり、どんどん大きくなっていくのですが、幾度となく兵火に焼かれ現在の場所に移動したそうです。
大師堂の近くには、弘法大師が植えた不忘松があったのですが、残念ながら既に枯れてしまい、今は「大師不忘松」と書かれた石碑と、3代目の松が植えられています。
めずらしく山門のないお寺で、鐘楼は明治時代に今治城にあった建物の資材を使って建てられています。
泰山寺の情報
名称 | 第56番札所 金輪山 勅王院 泰山寺 |
宗派 | 真言宗醍醐派 |
本尊 | 地蔵菩薩 |
住所 | 〒794-0064 愛媛県今治市小泉1-9-18 |
電話 | 0898-22-5959 |
駐車場 | あり |
宿坊 | なし |
公式HP | なし |
地図
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