暴風雨に襲われた船の船員が、観音菩薩に助けを求め祈ったところ、光に導かれ命が助かったそうです。
あとで、光が発していた山に登ると、十一面観音像が祀られているのを見つけ、一夜で御堂を建てたのが愛媛の太山寺の縁起。
天平十一年(739)に、聖武天皇の勅願で、行基が十一面観世音像を彫り、胎内に真野長者が発見した小さな仏像を納め本尊にしました。
現在、本堂には七体の十一面観音像が安置されていて、60年に1度開帳される、国の重要文化財です。
本堂は鎌倉時代に建てられて、四国八十八箇所霊場の中で、二番目に古く国宝に指定されています。
駐車場から本堂へは、急な坂道を登るのでご注意を。
太山寺の情報
名称 | 第52番札所 瀧雲山 護持院 太山寺 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 十一面観世音菩薩 |
住所 | 〒799-2662 愛媛県松山市太山寺町1730 |
電話 | 089-978-0329 |
駐車場 | あり(無料) |
宿坊 | なし |
公式HP | なし |
地図
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