弘法大師が彫った、薬師如来が本尊として祀られているのですが、大窪寺の薬事如来は薬壷ではなく、法螺貝を左手に持っている希少なものです。
この法螺貝は、厄難諸病を吹き飛ばしてしまうと言い伝えられています。
本堂は、礼堂・中殿・奥殿があり、本尊の薬師如来は奥殿に安置されています。
お遍路を終え、金剛杖を奉納する人が多く、膨大な数の杖が納められているのも、結願のお寺ならでは。
金剛杖は毎年春分の日と8/20に、柴燈大護摩供で供養されます。
何度か火災により、お寺が焼けているのですが、二天門だけは一度も焼けていないそうです。(元禄年間 1688~1704に建築)
大窪寺近くにある「道の駅 ながお」の向い側に、「お遍路交流サロン」があり、たくさんの資料や、四国八十八箇所霊場の歴史を学べます。
大窪寺を出た所すぐの場所にある、「八十場庵」にも是非お立ち寄り下さい。
打ち込みうどんが名物のお店です。
紅葉のシーズンは、渋滞する場合があるので注意して下さい。
大窪寺の情報
名称 | 第88番札所 医王山 遍照光院 大窪寺 |
宗派 | 真言宗単立 |
本尊 | 薬師如来 |
住所 | 〒769-2306 香川県さぬき市多和兼割96 |
電話 | 0879-56-2278 |
駐車場 | あり(無料) |
宿坊 | なし |
公式HP | なし |
地図
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