愛媛県の宝寿寺は、聖武天皇の勅願で伊予一国一宮神社が建てられた際に、法楽所として建てられました。
弘法大師が石鎚山に行く途中に、十一面観音像を刻んで祀り、四国八十八箇所霊場の62番札所として定めたと言われています。
大師が当時の国司の越智氏夫人が難産に苦しんでいた時に、境内に「玉の井」を掘り湧き水を加持し与えて、無事出産した事から、本尊は安産観音とされています。
洪水や兵火に何度かあい、その度に再建されたのですが、明治の神仏分離令で廃寺状態になります。
その後、無事復興し多くの地元の人たちに、愛されるお寺となっています。
宝寿寺の情報
名称 | 第62番札所 天養山 観音院 宝寿寺 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 十一面観世音菩薩 |
住所 | 愛媛県西条市小松町新屋敷甲428 |
電話 | 0898-72-2210 |
駐車場 | あり(無料) |
宿坊 | なし |
公式HP | なし |
地図
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